お墓を建てるとき、どのようなことに注意すればよいか、どのようなお墓がいいのかなどわからないことが多いですよね。
ここでは、みなさんが疑問に思うお墓に関するQ&Aをご紹介します。
Q.1 |
お墓を建てるのに良い時期などはありますか? |
A | お墓を建てるのに良い時期や時間などは特に決まりはありません。 忌明け(四十九日が過ぎてから) 以降、一般的には一周忌に合わせて建てる方が多いようです。ご家族が亡くなられて悲しい気持ちや来客などで忙しい時期でもありますので、ご家族や石材店にご相談することをおすすめします。 |
Q.2 |
どのようなお墓がいいのですか? |
A | 高級なお墓や、豪華なお墓が良いお墓とは限りません。お世話になるお寺、そして埋葬する墓地の環境、生前のお亡くなりになった方の意見なども含め総合的にどのようなお墓が良いか決めることが大切です。また、しっかりとした基礎工事や施工がされていること、また今後のお墓参りでお手入れのしやすさなども良いお墓作りのポイントと言えるでしょう。 |
Q.3 |
お墓にはどのような種類があるの? |
A | 大きく分けて、和型・洋型・ デザイン墓石などがあります。 一般的に棹石が縦長の伝統的な形を「和型」、棹石が横長で彫る文字など比較的自由 度が高いものを「洋型」、自由な発想やデザインをお墓に表現したものを「デザイン墓石」などと呼んだります。石の種類や色などもたくさんございます。お墓作りに決まりなどはありませんが、これからずっと残るものですので、建立者が納得の行く種類やデザインをご検討ください。 |
Q.4 |
お墓のメンテナンスや修理は可能ですか? |
A | お墓の修理や補修などは可能です。ただし、何十年も前のものや、石の材質によっては劣化が激しく手を加えると崩れてしまったり欠けてしまう場合などがありますので、まずは石材店にお問い合わせください。補修で十分間に合うお墓もありますが、建て直しを検討した方が今後代々続く家系のお墓として良い場合もございます。 |
Q.5 |
お墓参りの決まりごとはありますか? |
A | お墓参りの基本は清掃・お供え・礼拝の3つです。 仏教ではお盆・お彼岸・祥月命日・年忌法要にお参りするのが基本となります。その他、結婚や出産など家族の中で大きなイベントがあったときになど、ご先祖様に報告する意味でお参りする慣習があります。お墓参りの手順としては、お墓をきれいに掃除をし、お花と線香、供物をお供えします。次に柄杓で墓石に水をかけ合掌します。お線香をつけた際は、できるだけ燃え尽きるまで対応し、火の始末はしっかり対応しましょう。なによりご先祖を供養する気持ちを込めて丁寧にお墓参りをしましょう。 |
Q.6 |
お墓に自由に好きな文字を彫刻できますか? |
A | 好きな文字や言葉を彫刻できます。最近では宗派に関係なく、故人を表す文字や故人が好きだった言葉などを彫刻するケースが増えています。書体も自由に決めて構いませんが、宗派によっては文字が決められているケースもありますので注意が必要です。 |
Q.7 |
地震や災害で、お墓が倒れてしまったらどうしたらいいですか? |
A | 墓地管理者との契約事項にもよりますが、基本的には建立者負担となります。わからない場合は墓地管理者に確認しておくと良いと思います。墓地に対して地震対策などの方法もございますので、詳しくは石材店にお問い合わせください。 |
Q.8 |
お墓を建て直しすることは可能ですか? |
A | お墓のリフォームは可能です。高年齢化が進み、お墓の段差をなくしてバリアフリー化したりお手入れを楽にしたりするリフォームも増えております。 まずは気軽に石材店に相談してみましょう。 |